昨日、綾戸智絵のライブに行ってきた。
私は一人でライブ、舞台、個展などに行くのが好きだ。というか、行くなら一人(隣に人がいない)の方がいい。
もともと自分が吹奏楽で舞台に上がっていたものあって、ホールは私にとって特別な場所。今では観客席に座る側だけど、毎回強烈な時には必然的な出会いがそこに待っている。
綾戸智絵のライブは初めてだった。
綾戸智絵の全身からは、彼女がリスペクトするアーティストの軌跡や私は見ることの出来ない彼女の人生、そんなんが全部シャッフルされて【綾戸智絵オリジナルの光】として滲み出ていた。そんな気がした。
歌もピアノもバンドももちろん最高で、上手い!すごい!と圧倒されたけど、曲と曲の間に放つ彼女の言葉そしてその時の表情一つ一つを大切に包んで持って帰りたいって思いの方が強く残ったライブだったな。
私も佇んでいるその姿からでも、何かを感じ取ってもらえる、何かを放てるような人になりたい。単にイメージだし、他人には伝わらないのかも知れないけれど、私の中に確かに存在する。
そのために必要なことについて随分悩んで、時々全く分からなくなったりもしたけど、少しずつ一つずつの出会いが次の一歩の行き先を教えてくれる。
昨日の綾戸智絵のライブもその一つであると思う。その一つにしようとも想う。
悩みは尽きず、等身大の努力は大人から見たらオコチャマなのかも知れないけれど、私は「成りたい自分」に会うためにまた一歩、進みます。
…ほんと、今は潜水しているor種まきしている気分。
前はキャッキャと毎日をただただ楽しむ大学生だったけど、
今は、じっくりゆっくり丁寧に、、の日々。
何がそうさせているのかは分からないけど、きっとこういう時期も必要なんだろう。